接遇応対コラム No.9「心に残る“お見送り”」
先日、心に残るお見送りをして頂きました。
玄関までお越しくださり、私どもが乗ったタクシーが見えなくなるまで、ずっとお辞儀をし続けて下さっていました。
後部座席から後ろを振り返り、ご挨拶をしようとしたら、お辞儀をし続けてくださっていたのです。
感激いたしました。
企業様に伺うと、よく頂く質問の一つに「お客様が帰られるとき、お見送りはどこまですればよいですか?」「お辞儀はいつまでしているものですか?」という質問があります。
もちろん、一番丁重なのは「お車や姿が見えなくなるまで、お辞儀をしてお見送りをする」です。
しかし、お付き合いの深さやお客様との関係性、場所などによって、応接室の出口まで、エレベーターまで、玄関まで、といろいろなパターンがあります。
今一度、現在のお見送りの仕方を振り返ってみてはいかがでしょうか?
どんな場合でもお客様の姿が見えなくなるまではその場で見送っていただきたいなと思います。
たまに、すぐにクルッと後ろを向いて去って行かれる方がいますが、振り返った時にとてもさみしい気持ちになります。(最後に振り返る方は多いですよ!)
最後までの心遣い、“残心(ざんしん)”を大切にしたいですね。
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